客家語についてです。
2007/11/10 日記<客家語>
客家語
客家語(ハッカご)は、主に漢族である客家人が使用する中国語の方言。
分布
話者は、主に広東省東部、福建省西部、江西省南部の山間部に分布するが、四川省、湖南省、広西チワン族自治区、海南省、浙江省南部などの各省区や海外の華僑・華人にも多くの話者がいる。また、福建省や浙江省に居住するシェ族|ショー族の大部分も客家語を話す。台湾では、北西部の新竹県、新竹市、苗栗県、台中市と南部の屏東県と高雄県の六堆と呼ばれる地域で話されている。しかし、客家委員会が2004年に行った調査では、これらの客家の密集地域でも、若年層では話者の比率は3割に満たず、客家語離れが進んでいるため、現在は小学校でも客家語など、郷土の言葉を教える時間が設けられている。また、シンガポール、インドネシア(主にジャワ島、スマトラ島北西部、バンカ島、ボルネオ島西部など)、マレーシア(主にサラワク州)などの東南アジア、モーリシャス、インドの一部地域、アメリカ合衆国にも華僑、華人として集団で暮らす客家がおり、客家語も使用されている。推定使用者人口は5500万人(中国4500万人、海外1000万人)。多くの居住地において、客家語話者は少数派となっていることが多く、周囲の言語・方言と比べて影響力が低いことから、語彙を借用することがよく行われており、地域差がある。例えば、マレーシアの客家語ではマレー語、台湾の客家語ではミン南語|?南語、広東省の客家語では広東語からの借用語が多く見られる。ただし、ショー族が客家語を話すように、客家語が主流の地域では、他の民族が客家語を話したり、語彙を取り入れる例も見られる。
特徴
客家は唐代・北宋|宋代に中原地域から南下したため、客家語も唐代・宋代の中国語の特徴を良くとどめている。客家語には入声を含む5つまたは6つの声調がある。日本の漢字音の多くは唐代・宋代に伝来されたため(漢音・唐音を参照)、同時期の中国語の特徴をよく残している客家語の発音と類似性、対応が見られる。例えば、梅州客家語の数字の数え方は「一 it5、二 nyi4、三 sam1、四 si4、五 ng3」である。従来、広東省の梅州市(旧梅県市)で話される客家語が、客家語の代表とされ、海外で各地の客家が集まる様な場合は梅県方言を共通語として使用する例も見られたが、最近では、台湾では梅州と関連が深い四県方言がテレビ放送で使われるなど、重要な役割をもつようになりつつあり、使用地域の経済発展がめざましい広東省恵陽方言も重要性を増している。
外部リンク
* http://kaga.hakka.gov.tw/mp.asp?mp=100
行政院客家委員会客家語言能力認證網站 (中国語。音声付きオンライン辞書、教材、問題集など)
http://homepage2.nifty.com/Gat_Tin/fangyin.htm
客家音(梅州音)を含む『中国語方言字音データベース』
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